出羽すたぐらむ!2023 #11
こんにちは!地域おこし協力隊のオバラソウです。
10月に入り、本格的に秋めいてきた横手市。
今年の夏はコロナ禍が明けて初めて迎えた夏だったこともあり、横手市内の各地では数年ぶりに復活した行事が多々ありました。
以前地域の人への取材を通して興味を持ち、自ら各地に足を運んだ無形文化財の撮影も今年で2年目。
今年は昨年よりもたくさんの行事、そしてまだ見ぬ行事の撮影へ行けるとあってとてもワクワクしていました。
数年ぶりの本格的な行事の開催、そして記録的な猛暑でいろんな意味で”アツかった”今年の夏。
今回はこの夏に撮影しに行った行事を写真で振り返っていきたいと思います!
薄井の鹿嶋送り(雄物川地域)




下鍋倉の鹿嶋祭り(平鹿地域)




今泉祇園囃子(十文字地域)




横手の送り盆行事(横手地域)




醍醐荒処の鹿嶋祭り(平鹿地域)




金澤ささら舞(横手地域)




ふるさとに還る夏
今年の夏を振り返ると、思い出されるのは激しい暑さでした。
カメラを携えてさまざまな現場で駆け回り、まるで水を浴びたかのようにびっしょり汗をかきまくっていました。
あまりの暑さに体力的にも参ってしまう日もありましたが…
行事に関わった人たちはもっと暑かったに違いありません。
そんな記録的な暑さの中でも、行事に関わる人は暑さを感じさせないくらい笑顔が眩しく、みんないきいきとしていた姿が本当に印象的でした。
各地の行事で出会ったみんなの輝かしい笑顔は、コロナ禍を経て再び集まり開催できた喜びが溢れた瞬間であり、見る人にとっても行事に携わる人にとってもかけがえのない光景だったと思います。
記録的な暑さも相まって、今年の夏はまさに多くの人にとって「忘れられない夏」になったでしょう。
そして、僕にとってはふるさとの人のあたたかさと伝統行事の大切さを改めて実感できる有意義な夏になりました!