それぞれの「かまくら・ライド2022」
キツい!でも楽しい!やっぱりキツい!?ロングコース(107.1km)ーオバラソウ
協力隊のオバラソウです!
今回僕は107.1kmに及ぶロングコースに挑戦しました!
もともと東京にいた時からロードバイクに乗っていて、何度か長距離も走ったことがありましたが、100kmを超える距離を走るのはこれが3年ぶり。
ちゃんと107.1kmを走り切れるかという不安とワクワクを抱えながら勢いよくスタート!
前半はきつい上り坂も少なく、ペースも順調。
下り坂を駆け抜けると、全身に秋の爽やかな風が当たり思わず声を出してしまいそうになるほど気持ち良かったです!

あまりの気持ちよさに前半から飛ばしちゃいます 
カメラマンに向かって手を振る余裕も「この時は」まだあった
勢いに任せてぐんぐん進んだ前半戦でしたが、アンバランスなペース配分が仇となりコースを進むにつれどんどんペダルは重くなっていきました。
加えてこの日は真夏日を記録するほどの猛暑!
ジリジリと照りつける太陽がさらに体力を奪われペースダウン。どんどん他のライダーに追い越される中で焦りを感じはじめました。
そんな中、沿道から手を振って応援してくれる方々が多くいて、これが大きな励みに!
「絶対に完走したい!」という想いが湧き上がってきました。
沿道からの応援を糧にひたすらペダルを踏み続け、コースは後半戦へ。
後半の難所である天下森スキー場への道はとにかく長く、そして起伏の激しい道が延々と続くエリア。ここをきっかけにリタイアする人が出はじめたとか…
気が遠くなるほど山奥までずーっと続く道を眺めてゆっくり進んでいると、周りに他のライダーがいないことに気づきました。

孤独で駆ける山道…正直ここが一番辛かった 
田んぼの景色を独り占め!
ここで蓄積した疲労がついに爆発。
長い坂道の途中、足が攣り一旦下車して自転車を押しながら歩きました。
「ここで引き返せば楽になれる…」頭をよぎるショートカット・もしくはリタイアという選択肢。
それでも足を伸ばしながら、自分を鼓舞しながらもう一度自転車にまたがり、ゆっくりと進むと後ろからライダーが。
「先に行きますね!頑張りましょうね!」
笑顔で声をかけてくれたそのライダーもかなり疲労している様子でした。
僕は笑顔で答える余裕もなく、ただ「はい!」とだけ答えましたが、このライダーのおかげでもう一度気合いが入りました!
ゆっくりち、ひたすらペダルを踏み続け…
からくも難所である天下森スキー場をクリア!本当に辛かった…
その後、難所をクリアした勢いのままぐんぐん進み、気づいたら90km地点を通過。
「あとすこし!」
コース終盤は勢いにまかせてどんどん進むことができたものの、蓄積していた疲労には抗えずゴールを間近にしてペダルはまた重くなる一方…
それでも一漕ぎ一漕ぎ着実に進み、最後のカーブを抜けて見えたゴール目掛けて加速し無事ゴール!
長く険しいコースでしたがゴール後の達成感が疲労や途中の辛さを吹き飛ばしてくれました!

正直に言うと、ロングコースはめちゃくちゃしんどかったです(笑)
しかし、それでも諦めず完走できたのは沿道からあたたかい声援を送ってくれた町の人たちの存在や、声を掛けてくれたライダーたち、運営スタッフのみなさんのおかげだと思っています。
また、各エイドでは出迎えてくれる地域の方々のやさしさに触れながら横手の美味しい食べ物を味わうことができたことにも感動!
そして、田んぼが続く何気ない景色も「ここってこんなに綺麗だったんだ!」と、自転車に乗らないと気付くことのない景色がたくさんあり、それらが大きな癒しになりました。
全身で楽しんだふるさと横手の自然と食、人のあたたかさ。
それらに触れながら107.1kmを走り抜いたこの上ない達成感。
大袈裟かもしれませんが、全部ひっくるめて「このまちに生まれてよかった!」と、素直にそう思いました!

ふるさとエイド…まじで天国に見えた 
エイドで食べた中で一番のお気に入り!
焼き椎茸!
最終エイドの芋の子汁でニヤニヤ
本当に楽しかったです!
動画にもまとめましたので、ぜひご確認ください!
応援団長として参加ーちほ
先日行われたかまくらライド2022 、私は応援団長として参加させていただきました!
当日朝、「え、これを着て一般公道を歩き回るの・・・?」と一瞬恥ずかしさがありましたが、この姿を見てライダーさんの元気に繋がるんだったらなんてことない!と鼓舞し、お家を出発!
まずは大雄でロングコースの最初のエイドに出現!
最初のエイドということもあり、余裕の表情の宗さん。
他のライダーからも「あ、動画で見た応援団長だ!」「本当にいた(笑)」と声をかけていただき、嬉しかったです^^

エイド内容は朝ラーメン 
この時はまだ余裕の宗さん
この後は「横手に引っ越してきてまだ半年」のはるちゃんのスタートの応援に!
はるちゃん、普段は決まった場所へ車での行き来が中心で、横手の街並みはまだゆっくり見たことないそうで。
ファミリーコースでゆっくり横手市街を楽しんでもらえたら嬉しい♪

出発前にパシャ📷 
不安です・・・とはるちゃん
次はファミリーコースの最初のエイドを先回りして待ち伏せ。
お城までのきつい坂道を子供が勢いよく登ってくるのが印象的でした!

皆さんを待ち伏せ❣️ 
親子参加の方も多かったようです
さてさて次はババヘラ・横手やきそば・100%ジュースが楽しめるかまくら館へ!
ミドルコースの早い人はもうかまくら館でのエイドを楽しんでいました。
県内外のライドイベントを楽しんでいるライダーは「横手のライドはエイドが充実していて本当に楽しい」「盆地で平坦な道もあるから気持ちいい」とおっしゃっていました♪

出来立てアツアツの横手やきそば! 
はるちゃん、2箇所目のエイド楽しみ中♪

「かまくらライドが一番楽しい!」と言ってくださいました^^ 
秋田市から2回目の参加!
もちろん、雄平フルーツラインを超えてヘトヘトな上司の応援にも行きましたよ〜!!
ちょっと元気が出たとのことで、よかったです(笑)
宗さんもやっとの思いで最後のエイドのお城山に到着。
足にだいぶ負担がきているようでしたが、芋の子汁と葡萄を食べて暫し休憩。

記念にパシャリ📷 
「想像以上にフルーツラインきついんですけどっ!」と熱弁する上司に「うんうん、頑張った」となだめる実行委員長

天下森スキー場エリアがだいぶキツかったようで「横手城の坂は余裕に感じましたね」とのこと。本当か…?(笑) 
こうやってふくらはぎを伸ばすと気持ちいいらしい
今回、応援団長として参加することが決まった時は「一人で寂しいな〜」と思っていたのですが、当日スタートしてしまえば全くそんなことはありませんでした!!
私が団扇や手を振ると皆さん笑顔で振り替えしてくれて。
応援してる側なのに私も元気づけられました。
エイド地点を転々と回っていると、後半はだんだん皆さんが疲れてくるのも分かって。
でもエイドを楽しんでから「出発するぞ」と自転車に乗るときは笑顔なんです。
それはエイド中に食や会話、横手という空間を楽しんで、ライダー同士もお互い応援し合っているからなのではないかと思いました。
参加しているライダー、ボランティアで参加してくれた高校生、エイドに協力してもらった企業様、かまくらライド実行委員会、全ての人が『応援団』なんだ、と感じました。
「そんな皆さんの応援団長をしているんだ」と最後に分かった時、充実感と達成感で満たされ、ライダーの方々がゴールするのを間近で見ると、自分のことのように嬉しくなりました。
感動の1日をありがとうございました!!

はるちゃんも無事ゴール 
一緒に参加した人を待ってから一緒にゴールする姿も感動! 
100km走り終えた後のこの笑顔!最高ですっ!

#日々の歩数1000歩以下の人が50キロのコースを自転車で楽しめるのか実証実験 ー あこ姐
某団体の事務局長から「男鹿から電動バイクをレンタルするけど、乗って参加してみない?」と誘われて。
ライドとかやったことないし。日々どれだけ動かないかと考えながら行動しているんだし。無理無理!って一度は断ってみたものの。
「いやいや、そういう人も楽しめるのがライドなんで!電動だからスイスイですから!」という言葉に背中を押されて参加申し込み。
が!!!!!
申し込みをしてから色々な人の話を聞くと「電動だろうが50km漕ぐことには変わらんよ。スイスイではないっしょ」派が8割!!!!
完全に騙された!!!!!
と思いつつ、「そういう人も楽しめるのがライド」というのなら、体を張って実証実験してみましょうか…まぁ、辛くなったらリタイアすればいいっしょ…とかなり後ろ向きな心境で迎えた当日。
20kmぐらい走れば優秀でしょーと途中回収される気満々でスタート。
ぶっちゃけ…
電動だからと言っても坂は坂。50kmは50km。
スイスイではありません。
辛いところは辛いです。
ですが!
リアルに応援に来てくれた人から元気をもらい。
エイドの高校生が一生懸命な姿から元気をもらい。
エイド毎に見返したSNSで応援してくれてる投稿から元気をもらい。
いってらっしゃいとエイドから送り出してくれるスタッフの皆さんとの会話と笑顔から元気をもらい。
沿道で手を振って応援してくれた地域の方々から元気をもらい。
ノロノロの私を追い抜いていく時に声をかけてくれるライダーの皆さんやサポートライダーの皆さんから元気をもらい。
(途中こっそり私設エイドも発動)
車では見ることのできない、自転車だからこそ見れる横手の秋の景色に感動。
横手の美味しい食べ物が勢揃いのエイドはとにかく制覇。

スイカジェラート持ってきてくれた!
エイドで頑張る高校生
ノリノリで一緒に写真撮ってくれた♪
エイドで頑張る高校生
芋の子汁をめっちゃ勧めてくれた
エイドで頑張る高校生
スタートにチョコバー持って駆けつけてくれて、やる気出た! 
最後のきついところの前のエイドでエネルギーチャージしてくれた可愛い妹分 
実行委員長とちほ応援団長との会話も楽しみましたw 
麦茶飲みたい。と連絡したら持ってきてくれた私設エイド 
途中のコンビニでアイスコーヒーも楽しんでみた! 
無料で入れたかまくら館のかまくら
そりゃ入っとくよね
なんとか50kmを走り抜きました!
最後の達成感はすごいです!
横手のあったかい人たちも景色も食も、全てひっくるめてめっちゃ満喫できます!
ゴール直後のこの顔見てください!
我ながら…いい笑顔w

実証実験結果:「かまくら・ライド」は楽しかった!
正直、高い自転車を買って日々楽しもうとは思いませんw
でも、一年に一回、バイクを借りて、かまくらライドで横手を満喫するというのはオススメの横手のアクティビティだと自信を持ってお勧めしますっ!
応援、サポートしてくれたみなさん!
ありがとうございました!
横断幕で迎えていただいたゴール。感動で泣きそうでした!
