出羽すたぐらむ!#02
こんにちは!協力隊のオバラソウです。
みなさんは季節の流れを何で感じていますか?
空の様子や気温など、いろんなものごとで季節の流れを感じることができると思いますが、田んぼの様子を見て移ろう季節を感じている人は多いのではないでしょうか。
出羽すたぐらむ第二弾の今回は、「季節のバロメーター」と言っても過言ではない田んぼに焦点を当てて撮影してきました!
5月は田んぼが映える!
つい2ヶ月ほど前まで真っ白な雪に覆われていた田んぼも、桜が散る頃には雪が消えて土が露わになります。
田植えの準備が進むと田んぼには水が張られ、あたり一面は綺麗な水面に。

太陽の光が反射してきらきらと光る田んぼはまるで海のように見えます。
これを上空から見るとこんなかんじ!

これは先輩カメラマンがドローンで撮影した写真。
横手では身近な田んぼも、見る角度を変えるとこんなにも美しく見えるなんて素敵です。
田んぼの綺麗な水面に映る鳥海山を撮りたい!
先輩カメラマンがドローンで撮影した一枚を見て「水面に映る鳥海山を撮影できたらめっちゃ綺麗なんじゃないか!?」と思った私。
まだ暗い内に家を飛び出し、いつもお世話になっている伊藤農場さんの田んぼへ向かいました。
鳥海山がある方へレンズを向け、じっくり待つこと数十分・・・。

朝焼けに照らされてほんのり赤く染まる鳥海山が撮影できました!
・・・が、しかし、肝心の田んぼの水面位映る鳥海山はなんだかぼんやり。
わずかに吹く風で水面が揺らぎ、くっきりと山像が映る水面を撮影することができませんでした。
相手が自然だからこそ難しい!

本当はこんなかんじで鏡のようになった水面が広がる景色を撮りたかった・・・!
悔しい気持ちでいっぱいです。やっぱり写真って難しい!
その難しさの中で試行錯誤し、自分が思い描いた理想の写真に近づけていくことが写真の面白さであるということも実感した今回の撮影。
うまく撮れなかったからこそ「次こそはもっと綺麗に撮るぞ!」とやる気が満ち溢れてきます。
これからも周りの先輩たちにご指導いただきながら、理想の写真を追い求めていきたいと思います!