出羽すたぐらむ!#01
こんにちは!協力隊のオバラソウです。
連日気温が高い日が続き、市内の雪もほとんど消えてまさに春本番を迎えた横手。
先月末までは雪深い横手の冬の魅力を「雪すたぐらむ!」シリーズで発信してきましたが、
この春より新たなシリーズ「出羽すたぐらむ!」をスタートします!
横手は季節の移ろいが豊かな街。
雪が深い地域だからこそ生まれる魅力はもちろん冬だけじゃなく1年中あるはずです。
「雪すたぐらむ!」と「出羽すたぐらむ!」で1年を通して横手の素敵な風景や撮影スポットを探し回り、「ここに行ってみたい!」「こんな写真撮ってみたい!」と思っていただけるように発信していきますのでよろしくお願いします!
10年ぶりの横手の桜
春といえば桜!
桜は全国どこでも見られる春の風物詩ですが、私がふるさとの桜が咲く時期を迎えるのは10年ぶり。
いつの間にかYokotterの桜チェック隊になっていた私は、まだまだ蕾が硬い時期から毎日横手公園に通っていました。
日に日に上がる気温を肌で感じながら、徐々に膨らむ蕾を見つめ続けて約3週間。
毎日追いかけ続けたからこそ、開花宣言がとても嬉しく感じました!

開花してから気づいたこと
横手市で開花宣言されてからも、市内の各場所にある桜の名所を巡りそれぞれの開花状況を確認し続けていました。その中で驚いたのは、満開に至るまでの速さが同じ公園内でも大きく異なるということ。
東京にいた頃自宅の近所で見ていた桜といえば、一斉に咲いて一斉に散っていくというものでした。
しかし、横手の桜は、こっちがいっぱい咲いていてもあっちは全然咲いていない!なんてことがありました。
高低差がある盆地ならではなのかなと思います。
こっちの公園が散ってもまだあっちの公園は咲いている。撮影スポットが多いんです!
つまり横手の桜は長期間楽しめる!
毎日ちょっとずつ違う場所で見頃の桜を楽しめるのは都会では味わうことのできないものではないかと思いました。

横手公園の武者溜まりから桜越しに臨む鳥海山。
雪すたぐらむ!#12で投稿した時よりは雪が解けたように見えますが、それでも大半が雪で覆われています。
本格的な春の到来と同時に、ついこの前まで横手も雪に覆われていたということを思い出させてくれるような写真が撮れました。

毎日違う場所で見頃の桜を楽しむことができるのは、横手の地理的な特徴が生み出す独自の魅力だと思います。
そして、雪深い厳しい冬を乗り越えたからこそ、横手で見る桜の美しさは格別なもの。
これからも横手ならではの素敵な風景を追いかけていきたいと思います!