横手市地域おこし協力隊 小原 宗
こんにちは!横手市の地域おこし協力隊として10月から仲間入りしたオバラソウと申します。
横手市出身で高校卒業後、東京の音楽関係の専門学校に進学。音楽活動を行いながら10年ほど東京で暮らしていました。
こうしてふるさと横手に帰ってくる日を楽しみにしていました。
横手は夏が終わるとあっという間に気温が下がってしまうイメージがありました。
特に10月は雨の日が多かったような記憶がありましたが、横手に来て数週間、この間に晴天に恵まれ気温が高い日が続き、思わず「ぬぐいな〜」と思う瞬間もありました。
しかし、さすがは雪国といわんばかりの気温の急降下。
秋は一雨降るごとに気温が下がると聞きますがまさにその通りですね。「すぐに雪が降るな〜」と日に日に下がる気温に横手の冬の気配を感じています。
昨年は記録的な豪雪のニュースを見てとても心配していましたが、今年はどうなるのやら・・・。久しぶりに横手で本格的な冬を過ごすにあたり不安もありつつ、この冬を楽しく前向きに過ごしたいという気持ちも湧いてきています。
東京生活の中で恋しくなったコト
私の東京での生活は目まぐるしいものでした。楽しかったこと、辛かったこと、とにかく毎日いろんなことがありました。そんな生活の中で恋しくなったのは、「横手の四季の移ろい」でした。
夏は暑く、冬はしっかり雪が積もる。
これだけはっきりと四季を体感できる土地は日本の中でも限られていると知り、ふるさとの素晴らしさを感じました。
そして、横手のはっきりとした四季の移ろいの中にもさらに細かな季節の表情があること。そんな季節の表情を目まぐるしい東京での生活の中で懐かしく想っていました。
残雪から顔を出すふきのとう、静かな水面に落ちる桜の花びら、田植えが始まる直前に水が張られた田んぼに映る青空、初夏のカエルの大合唱、風に揺れる稲穂、秋雨の向こう側に微かに薫る雪の匂い・・・
上京するまでは気にも留めず当たり前だと思っていた風景が愛おしく感じた時、横手を想う気持ちが日増しに強くなっていたことに気づきました。
横手やきそばのお手伝いも経験
私は東京で横手やきそば販売のお手伝いもしていました。
「秋田出身なんです!東京で食べられるなんて嬉しい!」「同じく横手出身です!」「一度食べてみたかったんです!また出店してください!」
横手やきそばを販売する中でかけていただいた言葉のひとつひとつが私の心に響き、横手を想う気持ちが強くなっていきました。
ふるさとを想ってくれる人がいるということ、それが自分のことのように嬉しかったのです。

「情報発信」という役割
地域おこし協力隊としての私の役割は「情報発信」。
多くの方々に「それおもしろそう!」「やってみたい!」「いいね!」と思っていただけるように様々な発信をしていきたいと思います。
このまちで楽しいと思えることが増えて、その楽しさを感じてくれる人が増えることが地域活性化に繋がると信じています。
そのためにはまずは私自身が横手での生活を存分に楽しみたいと思います。自然豊かで食べ物も美味しい!雪は多いけどその分楽しめるスポーツもある!
いろんな可能性に溢れた横手で元気いっぱい活動していきたいと思いますので、皆様よろしくお願いいたします!
