白井晟一シンポジウム 『旧雄勝町役場の存続を考える』開催
戦後日本を代表する建築家の一人「白井晟一」の設計した「旧雄勝町役場」が解体されようとしております。
湯沢市内には初期の頃の作品がこの旧雄勝町役場を含めて6作品残っており、この旧役場以外は民間で所有されております。
老朽化による維持管理費の増大や耐震強度の基準不足、隣接する文化会館の駐車場確保、何度か増築が繰り返されたため建築当初から形が変わってしまっていることも在り、解体する方向で進んでおります。
今後の保存・活用に関する提案、建物の運用の方向性をまとめ、この「旧雄勝町役場」を含む白井建築群が共に価値を高めながら、地域を活性化させる方法を模索しなければなりません。
市民、近隣の住民の方々にも参加いただいて保存・活用する意義をご理解いただき、地元・地域の元気を掘り起こす議論を盛り上げるきっかけとしたいと考えております。
なお、今回のシンポジウムは、白井晟一に縁のある或いは白井晟一作品の研究家など、建築家・白井晟一を知り尽くした精鋭の皆様を講師にお迎えいたします。
講師
・松隈 洋(京都工芸繊維大学 教授)
・白井 原太(白井晟一建築研究所)
・崎山 俊雄(東北学院大学 准教授)
・兼松 紘一郎(兼松設計 日本建築協会 元本部理事)
・安原 盛彦(元秋田県立大学 教授)
日 時:2016年6月11日(土)15:00〜18:00 ※入場無料
会 場:湯沢市役所市民ホール 1階 市民ホール
(秋田県湯沢市佐竹町1-1)
電 話:0183-73-2111
