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横手市大町の「横手図書館」が閉館 市民750人と別れ惜しむ

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「横手図書館」(横手市大町)が2月29日、JR横手駅東口の新施設への移転準備のため閉館した。

 

1903(明治36)年に平鹿郡立図書館として開館し、1965(昭和40)年に現在の場所に移転。約9万冊を所蔵し、館内から横手川を眺望できることなどで市民に親しまれてきたが、9月にJR横手駅東口に建設中の公共施設「アオーナ」(駅前町)へ移転する。建物は、学童保育施設としての活用を予定する。

 

最終日の29日には、訪れた750人以上にドリンクを振る舞うなどして、来館者と別れを惜しんだ。

 

同図書館に勤務経験があるという市内在住の赤川千賀子さんは「この図書館にはたくさんの思い出があった。寂しい気持ち。新しい図書館を楽しみにしたい」と話す。

 

同図書館主査の高本明博さんは「長年、多くの皆さんに親しまれた図書館。今は寂しい」と話す。

 

3月4日から横手市交流センター・わいわいプラザ(駅前町)に設ける自動貸し出し機で貸し出す。

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場所 横手図書館