ナイトミュージアムツアーが11月5日・11日、横手市増田まんが美術館（増田町増田）で開催される。

横手市（旧増田町）出身の故・矢口高雄さんの作品を含む45万点以上の原画を収蔵する同館。ツアーは文化庁の文化観光推進事業の一環で、横手市観光推進機構（横手市駅前町）と横手市、同館を運営する横手市増田まんが美術財団が企画した

ツアーでは、マンガカフェで限定メニューの提供やワークショップの開催を予定するほか、大石卓館長が閉館後の館内を1時間ほどかけて案内する。同ツアーでは初めてとなるトークイベントも企画。5日には名誉館長でもある東成瀬村出身の漫画家・高橋よしひろさんを、11日には矢口さんの娘のかおるさんを、それぞれゲストに招く。

ナイトツアー翌日の6日・12日に行うオプショナルツアーは秋田県南名物「なべっこ遠足」を予定。遠足では、釣りキチ三平の里体験学習館（増田町狙半内）で芋の子汁などを作るほか、新米も炊く。

同観光推進機構の瀧澤真智子さんは「両日限定のスペシャルツアー。美術館はもちろんだが、マンガや作品についても改めて知ることができると思う。県内外の皆さまに参加してもらいたい」と話す。

参加費は、日帰り＝1万9,700円、宿泊＝2万7,990円～2万8,840円、オプショナルツアー＝3,000円。