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横手で蒔絵模様の日本酒グラス 湯沢の蒔絵師がグラス底面に四季を表現

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伝統工芸技術を使う新たな工芸品の企画・制作などを手掛ける職人のグループ「クラフトドルフ」(横手市駅西2、TEL 090-4555-2042)は4月13日、蒔絵(まきえ)を使う日本酒用グラス「四季シリーズ」を発売する。

 

銀線細工と漆芸を組み合わせた工芸品の制作などを手掛ける秋田県南エリア在住の職人ら6人のグループが新たに制作・販売するのは、金粉や銀粉などで漆器の表面に絵模様をつける「蒔絵」技術を使う日本酒向けグラス。日本酒などを注ぐことで、直径約4.5センチ、高さ6センチほどのグラスの底面に描いた模様が浮き上がって見えるよう工夫を施した。


湯沢市の伝統工芸「川連(かわつら)塗り」の蒔絵師・佐藤渉さんが「春夏秋冬の昼と夜をそれぞれ表現した」という「桜」「夜桜」「向日葵(ひまわり)」「夜祭」「紅葉」「朧月(おぼろづき)」「輝雪(きせつ)」「しんしん」の8種類を制作し、販売する。


同グループメンバーの佐藤和音さんは「企画から2年かけて発売にこぎつけた。8種類のグラスを並べたときの見栄えも楽しめる。季節ごとの日本酒に合わせ、グラスも季節ごとに変えて楽しんでもらえれば」と話す。


価格は4,000円(8個セットは2万8,000円)。同グループが運営する通販サイトと「珈琲(コーヒー)酒場 Tall's」(同)で販売する。

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場所 クラフトドルフ