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「横手かまくらFM」が開局12周年 娯楽の提供と市民のライフライン担い

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コミュニティーFM局「横手かまくらFM」(横手市駅前町)が4月1日、開局12周年を迎えた。

 

2005(平成17)年に秋田県南の8市町村が合併したことを機に、2011年(平成23年)4月、JR横手駅前の複合施設内に開局し、事業所や小売店の店先などでも親しまれるラジオ局。現在、市内外で活動する歌手やMC、市民ら20人ほどがパーソナリティーを務め、開局時から続く長寿番組「グッドモーニングよこて」「グーグーらじお」など生放送3本と収録番組3本を毎日放送する。

 

中でも、柴田優子さんがパーソナリティーを務め、地元の飲食店スタッフや地元の会社員らをゲストに招く情報番組「週末とっておきラジオ」は、メールでの問い合わせが多い人気番組に成長した。


開局前の2010年(平成22年)、積雪191センチメートルの豪雪に見舞われた際には、雪害対策として臨時災害放送局の許可を取得。急きょ「よこてさいがいFM」として災害情報などを放送した。開局直前に起きた東日本大震災の発生時にも臨時許可を生かし、給水などのライフラインやスーパーの商品入荷状況などを提供するなどし、市民の情報源として活用された。


小笠原豊局長は「なかなか市民に知られない期間を経て、現在では、多くの皆さんに存在を知ってもらえるまでになった。あまりラジオを聞かない若い世代の皆さんもいると思うが、学生や観光客にも足を運んでもらいやすい駅前の放送局として、地域情報を発信していくことができれば」と話す。


周波数は77.4MHz。放送時間は7時~22時。

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場所 コミュニティーFM局「横手かまくらFM」