横手・コールセンターが酒蔵で新入社員研修 酒造り体験も
横手市の醸造所「大納川」(横手市大森町)で4月27日、コールセンターの新入社員研修が行われた。
同醸造所の田中文吾社長が「若い世代に横手の宝としての日本酒に興味を持ってもらうきっかけづくりに」と、以前から交流のあったコールセンター大手のプレステージ・インターナショナル秋田BPO横手キャンパス(柳田)に話を持ち掛け、同社の新入社員29人を受け入れた。
酒かすをはがす作業など酒造り体験のほか、思い思いのイラストをあしらった酒瓶のラベル作成などを行った。
参加者した19歳の女性は「地元に酒蔵があることを初めて知って感動した。研修で手掛けた日本酒は、初任給で両親にプレゼントしたい。6月に20歳になるので、一緒に楽しめれば」と笑顔を見せた。
同社マネジャーの大内美希子さんは「新入社員たちの生き生きする様子を見ることができる研修になった。今後も地元企業と連携した研修会を通じて、地域に貢献していきたい」と話す。「日本酒の社内販売も行えれば」とも。
場所 | 大納川 |
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