行事

横手の小正月行事「かまくら」の準備進む 地域行事として規模縮小で

行事
見る・遊ぶ
公開日:
  • *

横手市の小正月行事「かまくら」の準備作業が、現在、規模を大幅に縮小して進められている。

 

全国的に知られる横手市の小正月行事。毎年、市役所前や横手公園、二葉町、羽黒町など市内に80基ほどのかまくらを作り、子どもらが来場者に甘酒や餅を振舞ったり、撮影会を開いたりするなど、同市内屈指の観光事業として開催されるが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、観光向けのかまくらを作らずに「小正月の地域民俗行事」として開く。


現在、横手市観光協会(横手市中央町)が認定する「かまくら職人」15人が、市役所前の市民広場や秋田ふるさと村(赤坂)などで、かまくら35基の製作を進めている。


同観光協会の高橋信行事務局長は「新型コロナウイルスの感染拡大による暗い話が多いが、自宅前にミニかまくらを作るなど、小正月行事で明るい気持ちになってもらえれば」と話す。


かまくらは、穴あけ作業終了後、順次公開する。2月17日まで。

*
*
場所 横手市ふれあいセンターかまくら館