羽後麦酒で販売する「春来エール」パッケージ
羽後町のクラフトビール醸造所「羽後麦酒」(羽後町西馬音内、TEL 0183-56-7890)が4月25日、同町産のフキノトウを使ったクラフトビール「春来(ばっけ)エール」の販売を始める。
2018(平成30)年に商品化し、東北の方言でフキノトウを「ばっけ」と呼ぶことなどから商品名を決め、毎年春に販売を行っている。副原料には同町の畑で収穫したフキノトウを使い、水であく抜きして仕込んだという。今年は雪解けが早く、例年より1カ月半ほど早く仕込みを開始した。
2017(平成29)年に生産を開始した同醸造所。1回当たりの生産量が100リットルほどと少なく、「マイクロブリュワリー」と呼ばれる小規模ならではの特長を生かして秋田県産の果物や野菜などを利用した多種多様なビールの醸造を行っている。
同醸造所の鈴木隆弘社長は「今年で3回目の販売となるが、今年はさらにおいしく仕上がった。『ばっけ』の苦みと香り、爽やかさを味わってもらえれば」と同商品を紹介する。
300本限定。価格は330ミリリットル入り=630円。同店のほか、道の駅うご端縫いの郷(同)や横手市内のスーパーなどで販売する。営業時間は10時~16時。
日付 | 2020年04月25日 |
場所 | 羽後麦酒 |
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