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横手在住の砲丸投げ選手が「日本パラ陸上大会」で優勝 大会記録更新

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横手市在住の鈴木貴之選手が6月1日・2日に大阪府のヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)で開催された「日本パラ陸上競技選手権大会」の砲丸投F42クラスで、自身が持つ大会記録を更新して優勝を果たした。300人以上の選手が参加し、今回で30回目を数える同大会。2003(平成15)年に事故で左足首を負傷したことをきっかけに、2006(平成18)年に「障がい者野球」を始めたほか、中学生時代陸上部だった経験を生かし、2017(平成29)年には「砲丸投げ」で同大会に初出場。障がいの種類や程度などでクラス分けが行われ「F42クラス」に出場した鈴木選手は、自身が持つ6メートル20センチの大会記録を21センチ更新する6メートル41センチで優勝した。地元のスポーツジムなどでトレーニングや実践練習に取り組み、2週間に1回ペースで福島県でパラ陸上参加者と情報交換を行いながらトレーニングに励む。「練習に励んできた成果が出せてよかった」と大会を振り返り、「やり投げ競技へも参加している。今後も練習に励みパラリンピックを目指して頑張りたい」と意気込みを話した。