横手の「増田まんが美術館」がリニューアル 原画20万点収蔵
横手市の増田まんが美術館(横手市増田町増田、TEL 0182-45-5569)が5月1日、リニューアルオープンし、ゴールデンウイーク期間、多くの来場者でにぎわった。国内初の本格的な漫画専門美術館として1995年に開館。2017年4月から休館し、展示スペースの拡張などの改修工事を行った。「釣りキチ三平」などの作品で知られる矢口高雄さんや、「銀牙 流れ星 銀」の作者・高橋よしひろさんら、179人の漫画家が描いた原画20万枚以上を収蔵する。館内にカフェやライブラリーを設け、約2500冊の漫画を自由に読むことができる。ゴールデンウイーク中、5日間で約2万人の漫画ファンでにぎわいを見せた。同館職員の安田一平さんは「展示する原画を入れ替えたり、漫画関連イベントを開いたりするなどして、変化ある運営を目指す。新しくなった当館に遊びに来てもらえれば」と来場を呼び掛ける。営業時間は10時~18時。特別企画展以外は入場無料。