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横手で台湾の大学生交えたワークショップ 地元PRグッズのデザイン提案

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産学官連携プロジェクト「デザインワークショップ」が4月19日~21日、釣りキチ三平の里体験学習館(横手市増田町狙半内)で開かれた。横手市と大同大学(台湾)、IT企業「デジタル・ウント・メア」(安田)、の3者が2015年から「国際的産学官連携」として、海外への情報発信などを目的に取り組むプロジェクトの一環。同大学のほか、秋田公立美術大学(秋田市)、国際教養大学(同)からそれぞれ10人の学生が参加し、8チームに分かれて横手市のPRグッズの企画提案を行った。「かまくら」のイラストを印刷したマスキングテープや、伝統工芸品「中山人形」をモチーフにしたマグネットなどの提案の中から、横手市の観光資源をデザインしたスマートフォン向けアクセサリー「オリジナルフォンリング」などを提案したチームが最優秀賞に選ばれ、「奈良岡焼き」の湯飲み茶わんが贈られた。参加した大同大学の李明潔(リーミンケツ)さんは「私のチームは、日本人と台湾人、ルーマニア人、中国人がメンバーだった。日本語と英語、台湾語を織り交ぜながらの話し合いで難しかったが、横手をPRできる提案ができたと思う。ぜひ商品化してもらえれば」と振り返った。横手市観光おもてなし課の藤倉幹夫課長は「当市は、大同大学を窓口に台湾との相互交流から生まれる誘客増や経済効果を目指している。速効的なものだけでなく、当事業で横手を訪れた学生たちが、卒業後に観光のみならず、さまざまな分野で活躍する際に連携するきっかけにできれば」と期待を寄せる。最優秀賞チームが提案したPRグッズは、横手市が商品化を検討する。