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横手の農家が「ホップ栽培最優秀者」 目録授与式で喜び語る

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ホップ栽培最優秀者の目録授与式が3月27日、大雄農業団地センター(横手市大雄三村東)で開かれ、大雄ホップ農業協同組合(同)に所属する安藤正士さんが秋田県内で初めて表彰された。安全で良質な国産ホップの生産と確保を目的に、キリンビール仙台工場(宮城県仙台市)と岩手ホップ管理センター(岩手県奥州市)が、キリン(東京都中野区)と契約する国内のホップ組合4団体を対象に2014年から例年表彰する。
スプリングバレーブルワリー東京(東京都渋谷区)などビール製造の専門家6人が、2018年に収穫したホップの「外観」と「香気」を2月に審査。安藤さんをホップ栽培の最優秀者に選んだ。ホップ農家や関係者らが出席して行われた授与式では、安藤さんが栽培するホップを原料にした同ブルワリーでのビール仕込みや販売の確約と、生ビールのたるが目録として贈られた。安藤さんは「20歳からホップ栽培を続けてきた。外観だけでなく中身を評価してもらえたのは、私個人ということではなく、高品質のホップが横手で収穫できるということを評価してもらえたように感じる。ホップを通じた地域活性につなげられれば」と喜びを語った。