横手で国際教養大学生が外国人観光客を案内 「横手のかまくら」インバウンド対応で
横手の雪まつり「かまくら」に合わせて、2月15日、国際教養大学(秋田市)の学生10人が観光案内を担う。蛇の埼川原で開かれる「ミニかまくら」や、横手の特産品などを使用した飲食を提供する「かまくらBar」(横手市前郷)の運営者らが、観光客と地域住民との交流を深めることなどを目的に企画した。学生は当日、地元スタッフと会場案内や接客、「ミニかまくら」に使うキャンドル販売を行う。2月3日、市内で行われた講習会には、同大学に通う留学生を含む9人が参加。横手市観光推進機構の担当者から「おもてなし」講習を受けたり、会場の下見を行ったりするなど準備を進める。横手市観光推進機構の担当者は「外国人観光客は年々増えている。英語で授業を受けることで知られる同大の学生に携わってもらえることは心強い。ただ通訳するだけではなく、自分の言葉と考えで『おもてなし』をしてもらえたらうれしい」と学生の活躍に期待を寄せる。