横手市から

「善明庵(ぜんみょうあん)のマツ」の後継苗木が里帰り

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横手市教育委員会と森林総合研究所林木育種センター東北育種場は、地域の皆様と一緒に、平成29年5月12日、秋田県横手市下八丁字北松林で「善明庵のマツ」の後継樹の苗木3本を植樹しました。

県指定天然記念物であった「善明庵のマツ」は、平成24年4月に強風により幹が裂け伐採されました。

横手市教育委員会は、以前大屋梅の祖「江津の庭梅」の後継苗木育成を依頼した東北育種場に、林木遺伝子銀行110番制度による「善明庵のマツ」の後継苗木の育苗を再び依頼しました。

東北育種場では平成22年から東北育種場で保存されていた「善明庵のマツ」のクローン苗から平成26年2月につぎ木により、「善明庵のマツ」と同じ遺伝子型をもつクローン苗木(分身)を2年間養苗しました。

この苗木が親木のように地域で大切に育てられて、地域のシンボルとして大きく成長していくことが期待されます。

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