政府の農林水産業・地域の活力創造本部において、青色申告を行なっている農業者を対象とした収入保険制度の導入が決定されました。

収入保険制度は、品目の枠にとらわれず、自然災害による収量減少だけでなく、価格低下なども含めた収入減少を補填する仕組みです。

◎青色申告を行っている農業者(個人・法人)が対象です。

◎当年の収入が基準収入の9割（5年以上の青色申告実績がある場合）を下回った場合に、下回った額の9割（支払率）が補填されます。

◎農業者は、保険料・積立金を支払って加入します。（任意加入）

新たに青色申告を始めるためには、個人の場合、平成２９年３月１５日までに、最寄りの税務署に「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

この申請を行なえば、平成29年分の所得から、青色申告を行なうことができます。（申告時期は平成30年２～３月）

青色申告は、自分の経営を客観的につかむための重要なツールです。青色申告には、税制上のメリットもあります。

◆お問合わせ先◆

東北農政局秋田県拠点地方参事官室

（秋田市山王７丁目１番５号 ℡ 018-862-5611）