横手市の「道の駅さんない」（横手市山内土渕）で11月20日、PRイベント「山内にんじんフェア」が開かれる。主催は「山内にんじん生産者の会」（横手市山内）。

秋田県の伝統野菜に選定されている「山内にんじん」の種の保存と生産拡大、普及を目的に、2012年から開かれている同イベントは今年で5回目。

収穫のピークを迎えている山内にんじんを特価で販売するほか、同会のメンバーがレシピ作りから調理まで行うという試食コーナーでは、同にんじんを練り込んだ秋田県の郷土料理「だまこ汁」と「豆富カステラ」の提供を予定している。

横手市役所山内地域課の高橋直樹さんは「甘さと長さが特長の山内にんじんは、生で食べても良いし火を通しても煮崩れしにくい。レシピの配布も予定しているので、家庭料理に取り入れていただければ」と話す。

開催時間は10時～15時。試食は各100食を予定し無くなり次第終了。