第47回大森田楽灯ろうコンクール
第47回大森田楽灯ろうコンクールが7月19日19:00から、赤レンガ蔵前出発し開催される。
古書によると「寛治3年(1089年)後三年の役の時、清原武平衝との戦いに、八幡太郎義家は6月26日、金沢の柵との距離を測るために、剱花山の頂点へ竿を結んだ灯ろうを立て、金沢の柵の灯と、ほかの一点の灯を結んで測量した」といいます。この故事にちなんで田楽灯ろうの伝統行事が起こったものとものと思われ、その昔は無地の白紙に、思い思いの絵を描いたと伝えられています。元和4年(1618年)には佐竹山城守が山城堰の開削を行い、五穀豊穣を祈願以来、田楽灯ろうにも「豊年満作・家内安全」等と書き込まれるようになりました。このように、約900年の歴史がある田楽灯ろうは、昭和44年から現在の田楽灯ろうコンクールとして、毎年続けられています。大森地域として大切に保存し、継承しなければならない伝統行事です。
※横手市ホームページより引用