藤巻の厄神立て
大雄藤巻地区で6月8日(日)、厄神立てがおこなわれます。藤巻の厄神立ては、厄神様を集落から1キロほど離れた立て場にまつり、無病息災、悪疫退散を祈願する行事です。田植えがひと段落した後の日曜日、朝から八意思兼神社(やごころおもいかねじんじゃ)に藤巻地区の全戸からわらが持ち寄られ、厄神様の製作が始まります。できあがった厄神様は、高さ2.5メートル、重さは100キロを超え、夕方には地区の若者たちが集まり、太鼓を打ち鳴らしながら、交代で背負って集落内を練り歩き、立て場まで運んで安置します。集落内では、地区の皆さんが厄神様の腰にすえられたろうそくに火を灯して祈りを捧げ、立て場では厄神様を背負ってきた若者たちによって安寧への願いが込められます。藤巻の厄神立て(横手市ホームページ)昨年の様子(かまくらFMブログ)